自己組織化したチームにするためにスクラムマスターの仕事とは
- 私の仕事の紹介
- 自己組織化を促すのがスクラムマスターの仕事
- 自己組織化って何?実際どうなのか?
私はチームの成果が最大になるように、ソフトウェアチーム間の調整やメカ・ハードといった別の分野のチームとの調整に入っています。
何もしていない時代は、好き勝手に言われ、チームが達成すべき目標に向かっていないということが多くあったためです。
チームが最大にパフォーマンスを発揮するためにはこういった役割が必要と感じています。世の中ではその人のことをスクラムマスターと呼ぶようです。私自身スクラムの勉強はしているし、スクラムマスターのことは知っていたが、人からあなたはまるでスクラムマスターだねと言われたのは初めてでした。
ということで、今回の記事は、現場スクラムマスターと呼ばれる私とスクラムマスターの定義からみたスクラムマスターとのギャップを書いていこうと思います。
自己組織化したチームとは
- 私の所属するチーム状況
チームには、30歳未満のエンジニアしかいません。つよつよエンジニア上がりのマネージャーしかいないという構成でした。私はリーダークラスを担えるエンジニアとしてアサインされましたが、正直力不足で戦力外通告されました。その後スクラムマスターの役割をやっています。
自己組織化を促す役割がスクラムマスターと定義されています。
でわ、自己組織化とは何でしょうか?全くわかりません。
記事のおいしいところを切り取ると
- 自分たちで考えて決める。進捗管理等はチーム全体の責務
ってことのようです。ほうほうなるほど。
今のチームはどういう状態か
- 自分たちで考えてマネージャーが決める。進捗管理等はチーム全体の責務
1年半年前は
- マネージャーが考えてマネージャーが決める。進捗管理等はリーダーの責務
でした。
という運用になっています。このときにやったことは
- Sprint計画・Sprintの振り返り
などスクラムマスターの本に書かれていることをやりましたが、上司からはかなりダメ出しをされ、現在は廃止しました。
この時期のこのチームとしてコストを払ってまでやることではない
と指摘を受けたからです。(会議コストがかかりすぎるため)
(ただし、致命的な不具合・失敗をしたときにはふりかえることはありますよ。当然ね。)
チームが成熟したとしてもやっているのは朝会10分と週次定例を週に30分程度になっています。会議の目的は「自分たちで考えてマネージャーが決める」をやる場になっています。
スクラムマスターの仕事とは
- チームの成熟度によって、やることが変わり、現場を知らないと貢献できない
チームに入って1年半。役割を変えている認識はないのですが、チームが成長したことで、スクラムマスター的な動きがチームの成果の最大化に貢献できるようになったといえます。
私にとってスクラムマスターの仕事とは、チームの成熟度によって、やることが変わり、現場を知らないと貢献できないということです。
働いているメンバーやチームの成熟度に応じてスクラムマスターの仕事として必要なことを切り出し、適応するということを自分で考えて動けないとうまくいかない
というのが私の経験ですね。
他のスクラムマスターはどうやってやっているんだろうかと気になりますね。