- チームのゴール
- 役割としてのエゴ
今回の記事は、チームに関してブルーロック的視点から見ていこうと思います。
ソフトウェア開発におけるチームの重要性は非常に大きくなってきています。
なぜならアジャイル開発と呼ばれるお客さんに高速でデリバリーするためには、個人だけの努力ではどうにもならなくなっているからです。
私が所属しているチームでは、仕様検討・実装・テストと別メンバーが担当していますし、全部やることも可能です。チームのゴールさえ達成すれば手段はあまり問われません。よい手段かどうかはマネージャーがチェックしてくれるという運用で進めています。
- 漫画から学ぼう
- ブルーロックから学ぼう
ブルーロックでも語られるように、目標は勝つことであり、チームが勝つためには、ゴールを決めるということが重要です。FWとかMFとか後からできた概念にすぎず、ゴールを決めるためにどれだけ自分が出せるかが大事です。急にボールが来たのでと言い訳を言ってる場合じゃありません。決めれそうなものは俺が決めるという意思が大事
ソフトウェアエンジニアとして、エゴはどこでだすか?
コーディングでもいいし、要件定義のような上流でもよいです
自分が強みを発揮できる場所で、タスクを俺がやると奪い高速で処理することで、
チームに貢献できればいい。
そんなエゴを持つために、スキルを上げるというのが今現場で求められていることです。新卒や若手・中堅でもいいですが、自分がここならだれにも負けないっていうエゴを育てることが大事です。
- チームと個人の目標が違う問題
ここでは、チームの目標に対してどこまで個人の目標がマッチしているかについて書いて置こうと思います。
結論マッチしてないですよね?ということをまず伝えたいです。
あなたのボーナス・給料はどのように決まるでしょうか?チームの目標に対して、どう紐づけられていますか?
正直言うと私の組織は、チームの目標に紐づくような評価設計になっていませんでした。なので、チームの成目標があるけど、個人が達成すべき目標を勝手に書いて、期末に達成し自己満足する。それでもボーナスはもらえるし、給料もそこそこ上がる。そんな環境が大きめの企業の実態かと思います。
この環境は普通ではありません。チームの目標に対して、どれだけ自分が工夫を凝らし達成したかを連動したほうがスキルは上がるし、健全なアジャイル開発です。
最近読み始めたチームトポロジーでも同じような記載がありました。
チームの目標を決め、目標を具体的にどう達成するかメンバーと議論し、日々自分の仕事をどう進めるか、何をやるか考え、実行するときはFlowに入り1日集中する
そんな職場は本の中の話と思いがちですが、海外の会社と一緒に仕事をしている私の感覚は本の中のことは当然やっている感覚です。こういった感覚を養える職場って幸せなことだなと思っています。
今回の結論は、チームの目標を決め、それを達成するためにどんなシーンで活躍するようなエゴを育てるかは大事だよって話をしました。
ブルーロックはソフトウェアエンジニアにとって学ぶべきネタの宝庫ですね。
また第3回へ続きます。