Take's Software Engineer Blog

TOEIC200点&プロマネな私が社内公募を経て、ソフトエンジニア&英語部門へ異動して奮闘していく話をしていきます

世界で一番優しい資料作りの教科書の書評・レビュー

世界で一番優しい資料作りの教科書の書評・レビュー

  • 世界で一番優しい資料作りの教科書にはどんなことが書かれているのか
  • 世界で一番優しい資料作りの教科書でよいところ・悪いところ
  • 世界で一番優しい資料作りの教科書どんな人向けなのか?


資料作りと聞いて、毎回上司にいろんなダメ出しをしながら仕上げることってありませんか?私は週に社内での報告資料や海外との取引先との報告資料を作っており、上司からダメ出しを受けています。ダメ出しを受けたところで何が悪いのか、何がよいのか正直よくわからないという人も多いと思います。

今回紹介する本は、こんな悩みを解決するための本であり、この本を読むことで、

資料作り・パワポ・プレゼンについて、何をすべきかの道がわかるようになります。

今回の記事は、どんな人が読んだほうが良いのか、どんなことがかかれているのかをまとめています。

 

 

 

世界で一番優しい資料作りの良いところ・悪いところ

  • 良いところ
    • 1枚資料・パワポの資料の作り方が学ぶことができる
    • 質疑応答などコミュニケーションの秘訣を学ぶことができる
  • 悪いところ
    • 世界で一番優しいかどうかは不明。
    • 実際の現場で本のようにうまくいかない。


まず最初に本書のよいところ、悪いところを紹介します。

良いところ

本書の良いところですが、資料の基本であるパワポの1枚のスライドの作り方から話が始まります。ここで、資料の目的・誰に何を伝えるのかといったポイントの解説を父と娘の会話という形で紹介されています。
実際の現場でも上司や先輩が何となくレビューを行っているし、独自の資料作成術を持っているため、的を得たアドバイスを得たことはないのではないでしょうか?私もありませんでした。この本にはそのノウハウの部分がしっかり描かれており、次やるときはやってみるかという気持ちにさせてくれます。

本質的なポイントである何を伝えたいか・誰に伝えたいかを考えるべきであるということは、案外学ぶことができないので良い点としてあげたいと思います。

 

悪いところ

逆に悪いところは、本当の紹介されている手段が世界一やさしいのか怪しいということです。手段を紹介されていますが、本を読んだだけでは何も変わりませんし、実際に行動しようとする気持ちになれないのであれば、本を読む時間が無駄になると思います。

実際にやってみるかどうか、それくらい資料作りやコミュニケーションに悩んでいるかどうかがポイントだと思います。

 

世界で一番優しい資料作りの教科書はどんな人向け?

  • 資料作りに嫌なイメージしかもっていない
  • 資料作りが苦手
本書を読んだほうが良い人

本書を読んだほうが良い対象は、日々コミュニケーションや資料のやり取り、メールのやりとりがあり、相手に伝わらないなと感じて悩んでいる人です。

逆に言うと、伝わっていて仕事が順調に進んでいる人にとっては不要でしょう。

案外もれがちですが、コミュニケーションがうまくいかないのは環境によります。上司が情報を保管してしまったら、まずい情報伝達をしていることすら知ることができません。ただ、一度も資料作りや伝え方を学んでいないとしたら、一度手に取ると発見があるかもしれないです。

私の苦い思い出

ここから私の経験になるのですが、私も資料作りについては本気で悩んだことはありませんでしたし、ある年代までほとんど資料の作り方に対する指摘はなかったです。上司からも先輩からも指摘を多くくれることはありませんでした。

しかし、上司が変化したり、普段接することがない厳しい人に当たったときは、

  • 何がいいたいのかわからない
  • ストーリーがない
  • で?なに?

といわれるようになり、何をどうすればいいのか本当にわからず悩み続け精神がおかしくなりました。

環境によるものもありますが、どんな風に資料を作るとわかりやすいか、伝わるかの本質が学べる本になっていますので、資料作りで悩んだ経験のある人は読むと発見があります。

 

 

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