テストプロセス改善の書評・レビュー
- テストプロセス改善にはどんなことが書かれているのか
- テストプロセス改善でよいところ・悪いところ
- テストプロセス改善どんな人向けなのか?
バグが多い。何とかしろとテストの仕事をやることになりました
という人は多いと思います。(私も先日上司から同じように、品質が悪い。どうにかしろと言われて困った経験があります。)
今回はバグが多いとき何を改善したらよいかわからない人向けにプロセスを変えていくというアプローチで書かれた本を紹介します。
今回この本を紹介することで一人でも多くの人が読まないということを選択されることを期待しております。
テストプロセス改善の良いところ・悪いところ
- 良いところ
- プロセスを改善すればバグは減るという事例を知ることができる
- 悪いところ
- 参考文献の紹介が多すぎて頭に入ってこない。構成がよくない。
まず最初に本書のよいところ、悪いところを紹介します。
良いところ
テストプロセスを改善することがバグを減らすことです!
という根拠や事例を並べた本です。バグが減らない開発現場にいて何かやってみたけど効果がイマイチと感じているなら、プロセス改善してみませんか?という背中を後押ししてくれることがこの本の良いところになります。
本書で紹介されている問題の根本的な見つけるやり方は、本書ではなく、トヨタ式などを学んだほうが有益だと感じました。
そのときの書籍レビュー:後日はる
悪いところ
正直言って読みにくい。
本書は内容が薄く、詳しくはこちらの本を参照しましょう。
というところが多く何が言いたいかわからなくなることが多かったです
リンクが多いのはいいですが、なくてもわかるような補足がよいのと、最後に持ってきたほうが読みやすい。途中に入れられると思考が分断されるのでよくないですね。
テストプロセス改善はどんな人向け?
- テスト設計・テスト実施をまかされた駆け出しのエンジニア
- 品質の悪いソフトウェアのテストリーダーになったエンジニア
本書を読んだほうが良い人
本書はテスター向けに書かれた内容ではなく、テスターを経験し、リーダーとしてソフト品質と向き合うときにようやく理解できる内容となっています。
これからテストマネジメントをしてどんどん効率化・品質をあげていくぞってヤル気のある人が読むとよい本です。モチベーションが低い方は最後まで読むことができないので、おすすめしないです。
さらに、テストマネジメントの部類に入る本であるため、テストの手法などが知りたい方は読まないほうが良いです。