Take's Software Engineer Blog

TOEIC200点&プロマネな私が社内公募を経て、ソフトエンジニア&英語部門へ異動して奮闘していく話をしていきます

サイコロジー・オブ・マネー 書評・レビュー

サイコロジー・オブ・マネーの書評・レビュー

個人でお金を稼いでいる人のほとんどがこの本を紹介しています。

それはなぜでしょうか?お金に関する情報がこの本に詰まっているからです。

お金に関する本は、投資や貯蓄など難しい本が多く読むことに挫折した人が多いと思います。今回紹介する本はお金において何が大事なのか、稼いだ人は何が異なるのかを知ることができる書籍です。

私はこの本を読んだことで、人間の弱い部分を知りました。あとで詳細は書きますが、この弱い部分を知る知らないによって仕事も生活も変わるといえると思います。

今回は

 

 

に関する書評記事です。

 

 

 

サイコロジー・オブ・マネーの要約
  • 複利の魔法を知ること
  • あの人のようになりたい夢の落とし穴

本書の中で重要な点まず最初は、複利の魔法を知ることです。

ウォーレンバフェットは世界一の資産家といわれますが、いつから資産が増えたかご存じでしょうか?実はずっと裕福であったわけではなく、急激にお金を得ています

彼が他の人と違うことは、ずっと投資をやり続けたことです。

下記グラフからわかるように、14歳からスタートしています。実は彼が投資を始めたのは10歳の時です。投資を続けていき、最終的に50年たったときに花開いたというわけです。

ここで大事なことは、バフェット自身も成功を確信して投資を続けていたわけではありません。この成功の裏には複利というものがあります。複利は時間で増えていくものです。単純な足し算ではなく、少しずつ%が増えていくことで、よくわからなくなります。いったい1年後いくら増えてるのか?さっぱりわかりませんよね?

そこが複利の魅力でもあり、不安なところでもあります。

複利の場合予測が立てにくいというデメリットがあるのですが、デメリットを気にせず続けることができるかどうかが成功か失敗かをわけるポイントになっています。

投資がうまくいかない。すぐやめるという人が多いと思います。ただうまくいくかいかないか気にせずやり続ける。その結果複利で最終的に設けることができる。

ここで話を変えますが、私は、この考え方について、

お金以外にも人間の成長も同じだと気づきました。英語学習・プログラミングなどの勉強は複利的にきいてくるのであって、すぐ結果が出るわけではありません。たまたま必要とされる仕事や環境によって花開くことも多いです。ただ必ず役に立つことでもないで、時間を投資し続けることができるかが重要だと思った次第です。

 

次に夢の落とし穴についてです。

夢の落とし穴とは、あの車に乗りたいとか思ったことないでしょうか?

フェラーリを乗りまるで成功者のように同窓会に登場して、うはうはな気持ちを妄想したことないでしょうか?

この事例を取り上げた理由は、フェラーリを乗っていようと、どんなに裕福そうなものを所持している人をみたとしても、フェラーリを見るのであって、その人がどんな人か知らないということはないか?ということです。

あなたがあこがれるフェラーリをもし買ったとしても、見ている人はフェラーリしか見ておらず、あなたのことは見ていないよということです。

そして、あなたが欲しいものは、フェラーリではなく、他人から尊敬されたり称賛されることじゃないか?ということです。

よくある例としては、こち亀に出てくる白鳥です。

いい車を乗り、お金を持っていますが、最後は貧乏になるという設定のキャラです。

彼が本当になりたいのは、中川です

彼はお金持ちなのにも関わらず、警察官をやっています。

お金持ち感を出すこともなく好青年ですが、たまーに壊れることもありますね。

 

サイコロジー・オブ・マネーのおすすめ・そうじゃない人
  • おすすめな人:投資に興味があるけど、よくわからない。
  • おすすめじゃない人:マネー本に興味がない。お金がそもそもない

最後に本書のおすすめする人ですが、投資に興味がある人なら読んだほうが良いですし、読む前にYoutubeに検索すれば解説動画も多く軽く見ることができるからです。

逆におすすめしない人はお金がそもそもない人です。急にお金が増えることが書かれている本ではないです。

長期的に今あるお金をどう増やすとよいかという内容となっており、ある程度お金のある人向けに書かれています。

 

今回書評記事はこれで終わります。

今後もソフトエンジニアに関わる本やビジネス書などの書評をアップロードしていくので、良ければTwitterのフォロー等してくれると励みになります。

 

 

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