- ヴィルトゥスの見どころ
- 古代ローマ格闘暗獄譚 SINの見どころ
- おすすめな人・そうじゃない人
ローマ時代を基にした漫画は多くあります。その中でも古代にタイムスリップしてしまう漫画も多くあります。今回紹介するヴィルトゥスと古代ローマ格闘暗獄譚 SINは古代ローマにタイムスリップし、悪役を倒すという典型的な古代へのタイムスリップものです。
このレビューをみることで、この漫画に向いている人、向いていない人
この漫画読んでみたいなと思う人が1人でも増えればよいなと考えています。

古代ローマ格闘暗獄譚 SIN コミック 1-6巻セット (ビッグ コミックス)
- 作者: 義凡
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/27
- メディア: コミック
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- 鳴宮尊は優しい
- 鳴宮凱という鬼畜なキャラ
この漫画はローマにもどり暴君を倒すというストーリがあるのですが、そんなところは見どころじゃありません。
青年であり、優しそうな鳴宮尊の物語です。
同じ囚人である神尾くんを助けたりとよい青年であります。
ただ彼が犯した罪は人殺しであり、父親を殺してしまった罪を背負っています。彼は柔道の世界王者でもあり、いろいろと謎に包まれています。彼の生い立ちは徐々に明らかになっていきます。
一方彼には父親がいます。鳴宮凱といいますが、現代は息子に殺されているため存在しません。
鳴宮凱はサイコパスで、人道を外れた行為が大好き。学生時代は殺人衝動を満たすために、抗争に加わり好き放題殺人をする
若い日の彼もその後整流という教団を作ります。彼は、毎日複数の女性に子供を産ませて、子供の中から自分と同じような殺人マシーンを作ろうと試みました。
整流では、毎日女性をさらい監禁し、子供を産ませるというサイコパスにふさわしい描写があり、読んだ人たちを恐怖に陥れましたね。
その子供の中で、最高傑作が鳴宮尊であります。
鳴宮尊は子供同士の殺し合いの中で最高成績をもっていたのですが、母親が何とか整流から逃がします。母親は鳴宮尊に刺されて死にますが、人の温かさを伝え、鳴宮尊をお兄さん夫婦に託します。整流も長くは続くこともなく鳴宮凱は追われる身となるわけですが、ここで息子に会いに行きます。変装してね
その後の再開は、鳴宮尊を育てた母の兄夫婦が殺されたところからスタート。
鳴宮尊と戦いたい鳴宮凱の仕業です。
ようやくたたえたのですが、鳴宮尊に負けてしまい死ぬことになります。
ヴィルトゥスの最後は、鳴宮尊が父のように悪の心が復活してしまうということでもなく、優しい母のように死んでいくという結末になります。正確に言うと生死不明です。
元々の目的はローマの帝国にタイムスリップして、悪い皇帝を倒すという話なんですけどね。
- 弱かった神尾心が強く
- 鳴宮凱復活!
ヴィルトゥスのその後を書いた物語です。鳴宮尊にあこがれていた神尾心が主人公の物語。あれから数年数える男いうくらい強くなった神尾心ですが、SINの中ではほぼ無敵になっています。強いがゆえに性格も生意気に変わっていきます。過去いじめられっ子だったこともあるようですが。
神尾は自分の弱さを知るための旅をしている中で出会った人物。
それが鳴宮凱。
神尾達を含め、鳴宮尊が皇帝を倒すためにタイムスリップしたように、
鳴宮凱もタイムスリップしたという驚愕の展開を繰り広げます。
最終的に皇帝と鳴宮凱は戦うのですが、皇帝によって殺されてしまいます。
本当に何のためにでてきたやら。。と同時に神尾を死んでしまい物語は終わるのですが、終始鳴宮凱が出てどうなるんだこの漫画と当時は思って読んでいました。
結局今ふりかえると、打ち切り対策の突発イベントのようなものでしたけどね。
- おすすめ:鳴宮凱の鬼畜な行動を見たい!読んでみたい
- おすすめじゃない:グロ、エロが嫌いな人は一切見ないほうが良いです
鳴宮凱の整流での物語を知りたい人はヴィルトゥスの最終巻を読みましょう
サイコパスな鳴宮凱を知ることができるでしょう。
最終巻にはこちらのシーンあり。
鳴宮凱は4巻でも少し出てきます。このメガネの人の回想シーンは4巻に収録。