- アクターは誰か?
- アクターの目的は何か?
- アクターの目的は具体的にどうやって達成されるか?
今回の記事は、ユースケースについて記述します。私が20代のころはUMLで書くのがようやく浸透してきましたが、上司やおっさんな上司はUMLにこだわりがなく、ちょっと上の先輩がつかっていたものがUMLでした。今ではAstahやPlumtUMLなどの簡単に書くことができるツールもでて、ユースケース図を書くことが簡単になったと思います
何となく書いている人にとって何が大事なのかということを最近学びなおしたのでまとめたいと思います。
私は社会人からエンジニアをやっており最近組み込みからPCアプリの開発者になったばかりです。海外のエンジニアと仕事しているため、設計技術が求められる部門で働いています。
- 主語が混ざる問題
- 目的を見失う問題
- 手段が目的と分離する問題
DVDレンタルの事例をあげます。
大事なところのアンチパタンとして
- 主語が混ざる問題
- 目的を見失う問題
- 手段が目的と分離する問題
をあげました。
まず、ユースケースを実際に書くときに重要なことは、アクターつまり主語を明確にすることです。今回の事例で言うとDVDの店員さんです。
彼の目的は、会員にDVDを貸し出すことです。会員となるお客さんの目的は、DVDをかりることになります。ここで言う主語の重要性は、誰の操作を記載するかということです。店員さんのことを記載すべきなのにお客さんの動作を書きがちなので注意しましょう。当然お客さんの目的にしてしまうと手段が分離するので、誰の目的を達成するために誰の視点で手段を書くかを書いたあとチェックしましょう。
意識しないと難しいのですが、目的を達成するために、手段を実行するので、
目的を考え手段と繋がっているかは非常に重要です。
コンサルの仕事の基本も目的→目標→手段という流れの中で繋がりを意識することだそうです。
頭の使い方の配分として
- 目的を考える
- 目的を達成する目標を考える
- 目標を達成するための行動を具体化する
といった具合に上位である目的に対して繋がっているかに時間を使いましょう。
簡単なことは手段に時間を使うことです。夢中になってとても時間がすぐ立つので達成感はありますが、目的未達だと悲しい気持ちになりますよね。
ユースケース一つとっても、上位から考えて作っていくとよいユースケースを作れることにつながるのでいつ目的・目的と考えて作っていくとよいでしょう。
っていう話を最近指導されたので、記事にしてみました。