先日参加したJaSSTのネタについて。
今回基調講演だった平鍋さん。
18時以降の直接話が聞ける会でも聞いたのですが、アジャイルよくやっており、用語を普段から使っている人ならではの豊富さだったなぁと。
そこで気になったのが、ビジネスとエンジニアの関係性です。
ビジネスと遠い問題
私は組み込み系エンジニアなので、ビジネスは営業の行ったことで、市場なんて不具合レポート以外のフィードバックがありません。
私はもともとマーケティングを専攻していたので若かりし頃はこの構造は変だと思っていました。
要するに、作ったもののフィードバックがバグレポートしかないという異常な環境。
で、アジャイル開発って何がかわるかというと、市場、ビジネス、開発が一体で進むことができるすなわちチーム開発なんだと。
この部分にいろんな可能性と今後の私が会社でやるべきことが書かれていました。
リーンスタートアップ
じゃあ、何をすべきか。
それはリーンのスタートアップにヒントがあるようです。
市場、ビジネス、開発の全体の中で
・学習
・開発
・メトリクス
を素早く回すこと。それがすなわち早くいいものを市場に出せるのだと。
まだ私の中でここが設計できていませんが、4月以降市場をみることができるチャンスがあるので、このループを高速に回す全体設計を自分の中で構築し、現場との乖離をみていきたいなと考えています。
その意味で来年度以降の仕事のもやもやっとしたことが少しやるべきことが見えたのかなと思います。
そう。とりあえずリーンスタートアップ読め!って話。
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まとめ
市場とエンジニアはとても遠い。
その問題に対して、リーンスタートアップの考えを取り入れ
・開発の成長
・市場、ビジネスの成長
をチームでやることで前に進めるということを聞きました。
今回の基調講演はここだけでも聞けてよかったなぁと思っています。
明日以降は資料もう少し先に進めます