最近私の中で経験学習ブームが来ている
経験学習の何がすごいと感じているのかまとめたいと思う
参考図書は以下。
経験学習によるリーダーシップ開発 米国CCL:Center for Creative Leadershipによる次世代リーダー育成のための実践事例
- 作者: シンシア.D.マッコーレイ,D.スコット.デリュ,ポール.R.ヨスト,シルベスター・テイラー,漆嶋稔
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2016/07/30
- メディア: 単行本
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経験学習モデル
経験学習モデルとは
自分が実際に経験した事柄から学びを得ることを「経験学習」と呼び、単に経験するだけでなく経験を次に活かすためのプロセスが重要であるとして、そのプロセスを理論化したものが「経験学習モデル」です。
要素を取り出すと以下。
- 経験 (Concrete Experience)
- 省察 (Reflective Observation)
- 概念化 (Abstract Conceptualization)
- 実践 (Active Experimentation)
昨日PDCAの話をしましたが、PDをやることを経験に置き換えると
Cは省察すること。すなわちふりかえりが重要だと考えている。
経験したことをどうふりかえるかで、人の成長は1にもなるし100にもなるという
可能性を感じているので、ブームが到来しているのである。
個人の成長
以前の記事より抜粋しますが、
個人の成長において、
- 目標を明確にすること
- 達成基準を明確にすること
- おわったらふりかえること
が重要という話をしました。
1,2が経験をしたときに見る観点で、3がふりかえるということになります。
1,2,3を繰り返すことで、概念化を最終的にする
すなわち
うまくいく法則を見つけるということが
重要なことです。
見つけてしまえば、あとはいろんな人に対してやってみるということをします。
このあたりトミプロジェクトってまさに当てはまるんですよね。
経験学習にあてはめると面白いのは、
経験(目標や達成を決めてやってみる)ことを通じて、
その行動をふりかえり、成功パターンを発見して、
最終的にはみんなに使えるか試してみる
というループを回すから、毎日楽しいし、夢中になれる
そのため、経験学習っていいぞなわけです
まとめ
KPTとかPDCAとか手段や概念にとらえられるというよりは、
経験学習モデルっていうものに当てはめると、成長の仕組みってある程度説明できるよって話。
どんなパターンでどんな目標、達成基準だとうまくまわるのかは、今後の朝活を通じて実験を繰り返そうと思っています。
その経験が自分の市場価値になるので、やめられないですね。