エンジニアリング組織論とこれだけKPTを読んでいろいろと考え事があるので、
吐き出してみたいと思います
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
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今回記事にしようと考えていることは
・個人とチームの成長で見るべきポイントが違う
ということです
前回とつながりがあります
個人のふりかえりってなんで必要なのか
前提は私が記載したこの図です
良い行動を続ければ成長や能力のアップに繋がる。
その上でで重要なのは行動につながる思考だと考えています。
なぜ今日この行動をとったのか
その行動はよかったのだろうか
を思考するツールとして私はふりかえりは重要な手段だと考えています。
そういった考えから昨日ツイート
- 目標を明確にすること
- 達成基準を明確にすること
- おわったらふりかえること
は自分の行動を反省するうえで重要だと考えています。
じゃあ、チームで成長するためには同じことをしたらよいのでしょうか?
答えは否!
チームで行うふりかえりの前に重要なこと
新しい図を作りました。
ここでは、個人の思考について、少しだけ具体化しています。
意識的というよりは無意識になっているものが、私は呪いと呼んでいます。
学生時代優秀だった人、上司が変わって伸び悩む人ほどここの癖が強い傾向にあると私は考えています。
ここでポイントなのは、怖い先輩や上司によって叩き込まれた掟または制約です。
個人でやる分にはここは見る必要がないのですが、
チームでやる場合はこの部分がそろわないと、思考が理解できないので、
行動が違うと指摘されても受け入れることがなかなかできません。
チームで成長するためにいきなりふりかえりが使えるかというと、
使えないと書いたのは、思考部分をそろえる必要がある
ということです。
一般的に行動をそろえる前に、チームメンバーの思考を理解し、思考が理解できる状態にもっていくことをチームビルディングと私は思っています(このあたりはスポーツの考えを取り入れてます)
『個』を生かすチームビルディング チームスポーツの組織力を100倍高める勝利のメソッド
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思考を合わせたうえでの、よい行動、悪い行動のふりかえりは価値がある重要なことだと思っています。チームメンバーの行動が変わることが良い変化。
まとめ
個人のふりかえることで重要なことは行動を見直すこと
行動を見直す視点として
- 目標を明確にすること
- 達成基準を明確にすること
- おわったらふりかえること
はとてもよい方法である。
チームのふりかえりで重要なことは行動を見直すこと以上に
思考を理解、合わせる。ほかのメンバーの良い行動も理解できる。
だから自分もよい行動ができるようになる。という流れ。
だから思考を理解、合わせるためにチームビルディングがとても重要となるわけです。