PEAKをようやく読み終わりました。
この本から得たいこと
- 人の成長は何が要因で差異がでているのか?
- 才能がすべてなのか?
- 作者: アンダースエリクソン,ロバートプール,Anders Ericsson,Robert Pool,土方奈美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
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個人的な課題意識
職場では部下の成長が大きな問題となっています。
上司が部下を成長させることは仕事の一つですが、あまりこれらをやられているとは感じません。人のスキルが可視化できていないうえに、何が好きか嫌いかすらわからない。本人が何に課題を感じておりどうしたいのかすらわからない。
あげくのはてに最近のわかいやつは何もやらないから成長しないぜ!
とつながるわけ。なんかやれることはないのだろうか、成長とは何だろうか
成長に必要な努力とは
学校の授業でこの方法を取り入れたところ学習効率がはるかに限界的練習を取り入れたものが勝った。
技能を身に着けるにおいての段階
- 基本を教わり基本をできるようにする
- 明確な目標をもちトッププレーヤークラスになる
- 限界的練習を取り入れ、超一流の限られたプレーヤーになる
限界的練習の条件とは
- 何ができたかを主眼としていること
- 常に現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦し続けること
- 様々な視点で明確に定義された具体的目標があること
- 一つのことに集中し取り組むこと
- コーチによるフィードバックと、フィードバックに対応して取り組み方を見直すこと
成長には努力が必要だが、それはただ単純に同じことを継続することをさしているわけではない。
明確なできないことをできるようにする努力が必要なのである。
才能とは
本の中で才能については、否定的である。学校の教育で才能をあるとすれば、それはIQだとは思う。先生が生徒をみるときに優秀、優秀じゃないを選別してしまうことで、優秀じゃない人は努力すらする気がおきないというのが問題だ。
ある点までにいくところまでの時間経過の差はあるにしろ、1流から超1流の差は才能ではなく、限界的練習をトップレベルになったとしても継続できるかどうかの違い
まとめ
本人のスキル、現在の課題にそった指導をするなら今自分がどこにいて、
現在見てくれる人は適切なコーチなのかが重要。何も見ない、課題設定をしてくれないのであれば、何も期待できない。
最初の疑問
- 人の成長は何が要因で差異がでているのか?
- 才能がすべてなのか?
簡単に言うと課題設定とその課題をつらくても努力でできるようにする積み重ねを競う相手すらいなくなってもできることが重要なことだと感じた。
私としては英語学習でこの考えを取り入れたいので、TOEICの点数とか目標をたてずに、できないことをできるようにするイメージを固めたうえでやるべき勉強法を考えていきたい