今日は、70:20:10 の法則の実体験を書いておく。
この法則は
70%・・・実生活や職場、仕事での経験
20%・・・他者からのフィードバック、観察(主にラインマネジャー)、薫陶
10%・・・フォーマルトレーニング。集合研修やeラーニング、読書
が成長に起因するといわれている。
( マイケル・ロンバルドとロバート・アイチンガーが1996年に発表した書籍がもとになっている)
Career Architect Development Planner 5th Edition
- 作者: Michael M. Lombardo
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20の有無によって、難易度が変わる
過去ボウリングをやっていた時にアベレージ70→210まで上げたときのプロセスを考えると
70:実際の練習と、大会による経験値の積み重ね
20:上級者からの客観的な意見、ビデオを撮っての客観的な気づき
10:本からの学び
とわけることができる。
初心者のころは20のフィードバックがとても多い。
いわゆる教え魔につかまったりするからだ。
ただし、中級者、上級者に入りかけると、技術のサイロ化が進むため、
逆に孤独になってしまう。
そう、中級者や上級者は客観的な意見がないので、成長が止まる場合がとても多い。
ボウリングだと160前後のアベレージなるとこの状態になる。
初心者からみればうまいかもしれないが、上級者からいると、ちょっと下手は邪魔しないでという状態になるので、孤独になってしまう。
ここで自分から殻を破って上級者や仲間にどこがわるいか?
といったフィードバックを求めれるかで、
壁を越えれるか決まっているように経験上感じている。
(180~200になるのに結構な練習が必要)
20はなくてはならない20なのである。
20はとっても重要だぞ!
スポーツの世界でいえば、20はすなわちコーチが適切かもしれない
私はその例を一番感じたのがイチローと落合のこのシーン
俺は心配なところがあるっていってから、指摘をする。
受け入れるイチロー
この超一流クラスでも、
アドバイスによって気づけることがある例だと自分は思っている。
従って私の中では、
どんなに一流になろうとも、どんなに一人で成長しているように見えても
コーチとなる客観的な第3者が必要。
それが人の成長をさらにわけるのだと考えている。
まとめ
70:20:10 の法則のうち、20の有無がある程度成長を志して頑張っている人のボトルネックにならないように、重要性を理解したうえで、サポートしてくれる上司、コーチを身近に見つけると
成長人生を送れるよねってお話。