田端さんのこれからの会社の教科書シリーズとして、書かれていることを自分の経験として真実、嘘なのかを書いていこうと思います。
私は、某企業で働くエンジニアなので、大企業に夢を抱く人は参考になるかと思います。
今日のテーマは「トレードオフになる条件を明確にする」
という本に書いてあることと、実体験の2部構成で話していきたいと思います。
トレードオフになる条件を明確にする
頭脳労働というものは、必ずどちらかを立てればどちらかが立たないというトレードオフ関係になっている
例えば
- 新人を育成しろ
- 成果もだせ
は矛盾しています。
良い上司は、この際にトレードオフに対して優先度を指摘してくれる。
ダメな上司は、うまくやっておいてよと明言しない
こんなときにどんな行動をすべきかは、自分なりにゴール、制約条件をつけて臨むということです。
トレードオフになる関係を明確にしたうえで現場で生き抜く方法
トレードオフになる関係について、現場で見た失敗事例を紹介します
正論になり誰も動かない
トレードオフになる関係を調整に使うというより、無理な天秤に挑むからこそ、工夫や知恵が生まれるという考えをする人が圧倒的に多いです。
何とかもがくという選択肢をとることをおすすめします。
ソフトウェア開発でよく言われるQCDについても同じです。
決められた機関で、品質、コスト、納期のバランスを取りながら目標達成することが求められます。
私の会社の炎上プロジェクトではお約束のように納期が決まり、品質はある程度決まった状態で、仕事がやってくるため、あとはコストをかけるしかなくなります。
コストも有限であるため、増やすことはできないが、死んでもやれという状態に陥っているのが、よくある失敗パターンです。
人がいないのでもっと人を増やせ!という正論をいくら言い続けても環境は5年以上変化はありません。
まとめ:結論
「トレードオフになる条件を明確にする」というタイトルですが、若手のうちは、正論で反論しがちです。トレードオフになる条件を提示したうえで、上司に判断してもらうという一歩先の行動に出られるとおおこいつ違うなとなるわけです。
トレードオフになる条件を明確にするを無視してよいかというと、ほかの社員と差をつける意味で意識したほうがお得です。
今回のテーマにおいて、実際の現場で差がつく行動の一つとなるのは事実でしょう。