今の職場に対して、なりたい姿ややりたいこととのギャップに苦しむ30代の社員に多いです。私は新しい挑戦をする年代にきているなと感じている一人でした
今回の記事は、とある企業で社内公募を使った異動した後の話を記載しようと思います。
私はとあるメーカーに勤めるソフトウェアエンジニアです。現在マイコン開発を経験し、その後画像処理系のチームに配属され、PCアプリケーションのUI/UXをやっています。私の部門は毎年公募による募集を行っており私含め3名の公募人がいます。珍しいチームに所属しています。
社内公募を使いたいけど、干されないか心配という方向けに私の現状どうなのか?を簡単にまとめたいと思います。
社内公募制度とは
社内公募制度は通常の異動は異なり、部門の募集に対して、社員が応募し、採用面接を経て合格通知が知らされることになります。
通常の異動とは違い自分で部門を選択できることがメリットでもあります。
一方でデメリットは、通常の異動とは異なり、自分で応募するような優秀な社員が自部門からいなくなるため、戦力が大幅にダウンするという懸念があります。
メリット | デメリット | |
異動 | 組織:今の環境で活躍できない社員を再生する手段の一つ 個人:異動先は上司が探してきてくれる |
組織:時期をコントロールできない 個人:異動先の選択も時期も選択できない |
社内公募 | 組織:優秀な人材を採用するチャンスがある 個人:異動先を選択言できる |
組織:エース級の人材流出につながる 個人:公募に行きたい異動先がない場合詰む |
- pythonによる便利ツールを作りつつ新プロジェクトに貢献
- ツール作りが大好きで役立つツールを作って貢献
- 製品最重要課題をまかされ、役員・部門・営業から期待される
私のチームでは3名の公募から異動した人がいますが、私を含めて、得意な部分でチームに貢献しています。最初はチームに溶け込むことに戸惑うのですが、強みを生かして、貢献している方が多いです。逆にできないことを無理にもがいてやっても成果にならないし、チームからも認められることはあまりありません。
私も半年前は苦手なところの貢献で悩んでいました。
実は大きいことなのかもしれませんが、行く先のチームに公募で入った人がいるというのは大きいです。チームに溶け込んで活躍するということを既に経験した人がいるというのは、どのように働くかを考えるうえで参考になりますので、積極的に話を聞きましょう。
私がチームに入ってから、異動してきた人や中途採用者に伝えたことは3点
- できる人と比較しないこと
- 自分のことに集中して、できることを増やしていこう
- 体調が一番大事。病む前に休もう
です。異動者や中途さんにあるあるは頑張りすぎることです。頑張りすぎても結果が出ればよいですが、慣れてしない仕事をする関係上成果が出るとは限りません。
頑張りすぎず最大の成果を出すように行動することが案外重要です。
- 出世したいと上司に伝えること
公募で異動した際に、私は、上司とその上の上司に出世したいと伝えました。
そして、その結果は、
- 今の活躍では、部門に名前も売れていないし、評価することは難しい
- もっと目立つ役割を持たない限り評価されることはない
という返事でした。その後1,2か月後上司から、〇〇というテーマがあるんだけどやる?上司の〇〇さんがぜひやってほしいと推薦しているんだけど、他にやる人もいないしやってよ
という流れで仕事がきました。そのときはやる人がいないならやるかと受けたのですが、このテーマは部門にとっても事業にとっても最重要テーマとなっていたもので、とても目立つ仕事でした。
そのテーマは難しく、誰も引き受けない理由も部内のいろんなメンバーに会話する中で感じ取りましたが、これはチャンスととらえました。上司も失敗しないようにサポートしたいと言ってくれているおかげで、やる決心がついたのです。
その後は忙しくもあり、楽しくもあり毎日過ごしています。この仕事がきっかけで、部長から末端のメンバまで幅広く交流が増え、いろんな意味で目立つ人になれたのかなと感じていますし、成果を出すとみんなが笑顔になるので本当に楽しいです。
まとめ
- 強みを発揮することで、楽しくやれてしまう
- 出世したいと伝え、目立つ仕事をやることで楽しくやれるし出世もみえる
社内公募異動は一つの手段。その後の生活が豊かになることが大事です。
社内公募を使わない状態で平穏な日々を過ごすこともよいと思います。
ただ、苦しい・チャレンジした人はその分だけ成長しますし、何歳でも成長をあきらめていけないことを社内公募で異動したからこそ実感しています。
今特に仕事で悩みもなく平穏に過ごしている今動き出すチャンスですよ
最後に私自身の社内公募による異動の体験をまとめたブログを書いていますので
ご興味があれば、読んでいってくれると大変喜びます。