以下のおすすめ問題の解説となります。


(1) d新MSV1 e 新MSV2
この問題は、MSVの1か2を選択するので、選択肢は絞れるが、どちらが入るかは考えなければいけない。負荷分散の考え方をしなければいけないので、通常運用では2台運用し、どちらかを優先設定しなければいけない。

ヒントは問題文に指示されている。
MSVへの転送は、正常時には、MSV2よりMSV1を優先するとあるので、
d 新MSV1となり、eは必然的に新MSV2となる。
問題文を読まないと逆に書いてしまうことがあるが、何も考えずMSV1とMSV2って書けば正解になってしまう問題なので、たまたま当たってしまった人も多いだろう。
本番はひっかけに引っかかる可能性もあるので、選択肢を絞れない場合は問題文に書かれている内容で絞ることができないか考えることが重要である。
(2) ホスト名:msvc IPアドレス:VIP1、ホスト名:msvc IPアドレス:VIP2


問題文にヒントが存在し、VRRPとDNSラウンドロビンを併用するとある。
そして、IPアドレスだが、

実IPアドレスではなく、VRRP乗にある仮想IPを利用するため、VIP1とVIP2が該当する。
ホスト名に複数のIPアドレスを選択できるのは、一体多でも多対一でも可能というのは午前2の問題でもあった

解答は、msvcに対して、VIP1とVIP2を割り当てる。
ホスト名:msvc IPアドレス:VIP1
ホスト名:msvc IPアドレス:VIP2
