以下のおすすめ問題の解説となります。

(1)切り戻し

サービス切り替え時に問題が発生する場合、元に戻す作業を行う。この作業のことを切り戻しという。
(2) FQDN:1 IPアドレス:4


下線部(j)には,4つのAレコードとあるので、IPv4のアドレスが4つ登録されていることがわかる。

ISP1とISP2とWebサーバ1,2のルートで4つルートがあるので、それぞれ割り当てると4つ必要なことがわかる。

Webサーバは負荷分散を行っているため、FQDNは一つで運用していると考えられる
(3)STUNサーバ1,2とIPPBX
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通信で必要なものは、STUNサーバ1,2とIPPBXの計3つである
(4)FW



Networkを切り替える際にLBを追加した構成と追加前の構成が考えられるので、FWに設定を2つ用意しておくととらぶったときに元に戻せるよねと考えられる。つまり設定はFWにある。
(5)社外インターネットからWebサーバ 社内インターネットからWebサーバ
社内イントラネットからインターネットの通信




やりたいことを整理していく必要がある。
①施工情報管理は社外インターネットからWebサーバへの通信経路になる。
FWを変更したので、通信確認をしたほうが良い。
社外からWebサーバへの通信を確認する。社内から社外への通信も確認する必要がある
②コールセンタ
変更がないので不要となる。
③インターネットアクセス
イントラネットからインターネットに経由できるか確認する必要がある
社内から社外の通信を確認する。社内イントラネットからインターネットの通信を確認する
の計3つの通信を見る必要がある。FWが変更されたときの影響を見ることと従来の通信ルールを確認すると解ける問題である。
(6)ISP2を経由しLBを通るルートのグローバルIPアドレスに関するDNS機能が正常に動くか確認する
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問題はマルチホーミング運用時に何をするかということである。
問題文にヒントがある。

ISP2を経由しLBを通るルートのグローバルIPアドレスに関するDNS機能が正常に動くか確認することが必要になる。
(7)①´と3,4





これらの情報から、通信経路を作図するとよい

FWが関連する通信は、①´と3,4が回答となる
