https://www.nw-siken.com/pdf/28_aki/pm1_1.pdf
以下のおすすめ問題の解説となります。
ネットワーク構成図


(1)踏み台として利用されるリスク

B社からA社のメールサーバを利用し送信するケースを検討している。
となっている。①の理由は、1の前提をとった場合であるので、a-sha.co.jpドメイン以外への宛先へ転送しないのはセキュリティ上どのようなリスクを考えているからか?という設問になる。
セキュリティ上のリスクとあるので、メールに関わる不正な行為が該当するでしょう。
- スパムメールを送る
- なりすましを行う
など考えられますが、今回a-sha.co.jpドメイン以外にA社から贈るようなことをさすので、メールサーバの踏み台として利用され、フィッシング詐欺メールなどに利用されるリスクがありますので、答えは、踏み台として利用されるリスクとなります
(2)ルータ4

OP25Bに関する記載は最初に存在します

Q社のルータに設定を行うわけですが、インターネット側のルータであるルータ4が該当します。

オ:TCP カ:a.b.0.0/20 キ:25

OP25Bのためとあるため、SMTP(TCP)のPort25をブロックすることがすぐわかるので、オはTCPとなり、宛先ポート番号は25番となる。
送信元IPアドレスの設定については、問題文に答えがある

a.b.0.0/20が回答となる
(4)サブミッションポート

25から587番ポートにつなぐ方法は、サブミッションポートと呼びます。これは知識問題なので知らないととくことができませんね。
(5)110番と587番



メールの送受信プロトコルのポートを許可に設定する必要があります。
POPと呼ばれる受信に利用するプロトコルが入ります。POPSとポート番号が違うのですが、STARTTLSを利用するので、途中で切り替えていますね。
POPの接続は110番に実施しているので、STARTTLSを利用してPOPSとしても通信確立した状態で切り替えているので、Portは変わりません。
従って解答は110になります。POPSのポートを忘れてしまいがちなので、ついでに覚えていくとよい。POPの110番を使用し、POPSは995番です。
メール送信プロトコルは、サブミッションポートを利用するので、587番です
解答は、110番と587番となります。
