子どもたちが観たいというので、昨年から恒例イベントとして『ドラえもん のび太の絵世界物語』を観てきました。
『ドラえもん のび太の絵世界物語』は大人でも楽しめる?
「今さら大人が観ても面白いのか?」という疑問に対しては、それなりに楽しめました。特に、大人ならではの視点で楽しめるポイントがいくつかありました。
- 『ドラえもん のび太の絵世界物語』は大人でも楽しめる?
- 『ドラえもん のび太の絵世界物語』の監督について
- 『ドラえもん のび太の絵世界物語』の見どころ
- のび太のパパの存在感
- 『ドラえもん のび太の絵世界物語』の気になる点
- 『ドラえもん のび太の絵世界物語』の感想まとめ
『ドラえもん のび太の絵世界物語』の監督について

監督は寺本幸代さん。ドラえもん映画を多く手掛けているようです。私はこれまで彼女の作品を観たことがなかったので、今回が初めての鑑賞でした。
『ドラえもん のび太の絵世界物語』の見どころ
昨年は「音」がテーマでしたが、今回は「絵」がテーマになっています。
のび太は絵が上手ではないため、自分の下手な絵と向き合う姿が印象的でした。特に、のび太のパパのセリフが心に残りました。
「大好きな友達とか、大好きな家族とか、大好きだーって思って描いてごらんよ」
この言葉を受けてのび太が描いたものこそが、今回の作品が伝えたかったテーマなのだろうと感じました。
のび太のパパの存在感
今回、のび太のパパがところどころ登場します。絵のモデルをしていたり、残業で眠そうにしていたりするシーンがありました。
「土日も残業で、昼間に疲れて寝てしまうほど…」という描写には、平成時代の働き方を思い出すような感覚がありました。パパ世代の休日の過ごし方は、今後アップデートが必要なのかもしれません。
『ドラえもん のび太の絵世界物語』の気になる点
① 犯人はどうなった?
今回はしずかちゃんが大活躍! これまではジャイアンやスネ夫と一緒に活躍することが多かったですが、今回はしずかちゃんが特に目立っていました。
空気砲を使ったアクションシーンもあり、昭和・平成初期のドラえもんを知る世代としては懐かしく感じました。
ただ、悪者の結末が描かれなかったのが気になります。捕まったのか、逃げたのか分からないまま終わってしまいました。個人的には「悪者は捕まって反省」という展開の方がしっくりきます。
② ゲスト声優の違和感
謎多き美術商人・パルの存在が違和感…。今回のゲスト声優・鈴鹿央士さんの演技がどうにも馴染んでいなかったように感じました。
一方で、サンドウィッチマンの二人は自然に溶け込んでいました。何が違うのか…? ゲスト声優を起用するのは良いですが、作品の雰囲気に馴染むよう調整してほしいですね。
『ドラえもん のび太の絵世界物語』の感想まとめ
『ドラえもん のび太の絵世界物語』は大人でも楽しめる映画でした。寺本監督の過去作品を観てから挑むと、より深く楽しめるかもしれません。
子どもたちも楽しんでいたようなので、また来年も観に行こうかなと思います!
『ドラえもん のび太の絵世界物語』を観るべき理由
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子どもだけでなく大人も楽しめるストーリー
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のび太の成長が感じられる感動的な展開
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しずかちゃんの活躍や懐かしいアイテムの登場
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パパ世代にも刺さる描写が盛り込まれている
映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』が気になっている方は、ぜひ劇場でチェックしてみてください!
