一通り読み終わり、上位版も買ったので、レビューしておきます。
イメージでわかる表現英文法 (「英文法の本質」をビジュアルで解説)
- 作者: 田中茂範,弓桁太平,神山きの
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2016/06/21
- メディア: 単行本
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ちなみに難しい版は下記ですよ。
①その本を読むきっかけや動機
英語学習における壁または階段の次のステップに移る際になかなか次にいけないなぁと感じていました。その壁or階段はというと、英語を英語のまま理解するということです。リスニングを高速でやっていて、ん?と思ったときに日本語の変換が邪魔だけど、英語のまま理解するっていうのもわからんしどうしたものかという悩み。そんな時期にこの本に出会いました
②この本のよいところ
①文法の使い方
イメージで分かる英文法は成川のなぜわかる英文法の授業にとてもコンセプトは似ています。本質的なことを何とか伝えようとしているタイプの英文法書ですね。
読んだからと言って英文法への嫌悪感が少しへることはあっても、part5が劇的に解けるようにはならないかなぁと思います。解説が理解できるようになるはあるんですが。
成川さんの本との違いは、単語のコアイメージが載っている点。
数としては少ないので、ある限りみたいという場合は、表現英文法にチャレンジするとよいです。
②量
量としては多くありません。
章構成としても
0 コア学習への招待
1 コアの威力
2 時制のコア
3 助動詞のコア
4 受動態のコア
5 準動詞のコア
6 文型のコア
7 冠詞のコア
8 コアの応用力
なので、これ当たり前という部分の解説のみなので、英文法の網羅性としては低いです
③この本の悪いところ
がっつり勉強する人にとっては、この本をやる意味があまりないと思います。
なぜなら、上位版の表現英文法をやれば済むので。
TOEIC400~500の人が文法嫌いでたまらんけど、読む必要が出る場合に、そっと渡してあげるのが良いと思います。
④トータルで買いかどうか
電子書籍になっていないので、そこが残念です。
内容としては成川さんの本とコンセプトはある程度近いので、迷ったら成川さんの本を買うとよいでしょう。成川さんのものはkindleであります。