今の職場に対して、なりたい姿ややりたいこととのギャップに苦しむ30代の社員に多いです。私は新しい挑戦をする年代にきているなと感じている一人でした
今回の記事は、とある企業で社内公募を使った異動後3か月経過した際に心境をお伝えする記事となります。
私はとあるメーカーに勤めるソフトウェアエンジニアです。現在プロマネをメインで様々なPJを管理運営しています。社内公募制度を使い21年4月から新しい職場で働いています。
社内公募を使いたいけど、どうなんだろ?って思う人たちの背中を押す手助けができたらなと思い情報をまとめようと思いました。
社内公募制度で異動後何に苦労する?
- 製品・技術のキャッチアップ
- 職場の同僚との人間関係
社内公募での異動後に苦労するのは2点あります
- 製品・技術のキャッチアップ
- 職場の同僚との人間関係
です。
まず、「製品・技術のキャッチアップ」から話します。
この点で苦労するのは、
- 開発に使用するツールや環境を覚えること
- 製品の開発のルールを覚えること
です。
開発のツールや環境は職場によって異なるので、異動元→異動先が社内で同じといっても、ルールや文化が異なるので、1から覚える必要があります。
私の異動先では1人1人の負荷が高く、疑問に解答してくれるメンバーが忙しくて、放置されていました。
仕事しずらかったので、品質を上げるためという名目を使い改善提案をしまくりました。その結果集中して仕事ができる環境を構築することができました。
質問しても、忙しかったり、そもそもルールが存在しない場合ということが多く、まずルール作りからはじめ、成果物が出ずにかなり苦しみました。上司からよくなんでコード書かないの?と言われ続けてストレスをためてました。
2点目は人間関係です。
異動先の年齢が10歳近く若くなっていたので、周りは20代中盤の若いメンバーばかりで、共通の話題がまったくない職場に入っていました。当たり前が通じない環境で、若いメンバーと仕事をするとなかなか入り込めずかなり苦労しました。
同年代がいるって大事だなと改めて思いました。
職場の同年代のメンバーと食事を行ったり、簡単な勉強会開いたりして、上の層から攻めることで、結果的に若手ともコミュニケーションできるようになりました。
異動後何が良かった?
- 若手に刺激を受けながら技術を追求できる
- 根回し会議とかコミュニケーションに使う時間が減った
異動後変化したことは2点です
技術を日ごとインプットして、会社でアウトプットするというサイクルです。
インプットする時間は、通勤や隙間時間をつかっています。
その時間で、専門書読んだりYoutubeみたり、Udemyみて勉強するといったことをやっています。以前に比べすぐその知識が使える場があるので、必死に勉強しています。
一方、アウトプットは、会社で11時間程度時間があるので、インプットしたことをアウトプットに入れ込みつつ仕上げる作業をずっとやっています。
アウトプットを重ねる中で気づいたことが翌日のインプットや学習内容を決めることに役立っています。
つまり、アウトプット9割、インプット1割くらいの時間配分で毎日過ごせています。
会議など根回しに使う時間が減り、本気の アウトプットする時間っていうのがとても増えたことが良いことだと感じています
3か月たってどうなの?
- インプットとアウトプットのバランス
- 自分のキャリアに納得できていること
3か月新しい部門で働いてみて気づいたことは2点あります
まず1点目は、アウトプットが増えたことです。
私自身アウトプットはこれまであまり機会がなく、インプット重視な傾向が続いていましたが、新しい環境になり以前の環境に比べ、アウトプットを出し続けなければいけない環境に変化したことで自分の苦手と向き合い、強化する必要がでています。
毎日アウトプットをしていると、アウトプットから学びを得られるため、
インプット、アウトプットのバランスが重要だと改めて気づくことができました。
2点目はキャリアに納得できていることです。
前の部署のメンバーから異動よかった?と聞かれることがありますが、良い面もあるし悪い面もあるので、微妙な応答をしています。
キャリアには正解はありませんが、キャリアに納得できる考え方を身に着けることは可能です。
私は異動する際にキャリアについてかなりの量の本を読み、キャリアを考えた結果異動したので、今の環境に対して納得もしているし、モチベーションダウンもないです。
大事なことは、キャリアについて納得できる考え方をしたときに、今の環境が良いか悪いかを自分で考えて判断できることだと思います。
30代になったら一度キャリアについて自分なりの納得解を持っておくことが大事だと思います。
最後に私自身の社内公募による異動の体験をまとめたブログを書いていますので
ご興味があれば、読んでいってくれると大変喜びます。