今回は国語力について本を読みました
私自身国語は小学校から高校までずっと1
センター試験は現代文2点でした
そんな私は最近国語力の重要性をビジネスの世界で痛感したので
学びなおそうと思ったというのがこの本を読んだ動機です。
この本を読んで学んだ国語力を再定義し自分なりの経験でなぜ国語が必要なのかをこの記事でまとめたいと思っています。
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!
- 作者: 福嶋隆史
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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国語力とは
国語力とは論理的思考力である。
論理的思考力とは
いいかえる力
くらべるちから
たどる力
の3点です。
論理的思考力というワードはよく聞くと思いますが、簡単に言い換えると3つの力ということを本では主張しています。
いいかえる力とは
結論からいうと 言い換える力とは具体と抽象を操る力です
この力が効果的なのは、抽象化する、具体化することで相手にとってわかる、わからないを探るときに有効なのです。
例えば、昨日の酒はうまかった。といわれたときに、何がほいしかったの?と思ったら具体的に昨日の1杯目のビールは、重要なプレゼンを終えた後だったので、うまかった。という具合に具体化します。
抽象かはこの逆。
つまり、仕事の後のビールはうまい
という具合に抽象化するのです。
ここで重要なことは、例えばを使った具体化、つまりをつかった抽象化を片方ではなく双方向使いこなせることが重要であるということ
くらべる力
比べる力とは、対比する力のことを指しています。
今日の名古屋は35度。涼しい。
と私がいったらあなたはどう思いますか?いや暑いだろですよね。
では次の文ではどうでしょうか?
今日の名古屋は35度。ドイツは39度でエアコンも扇風機もなかったときに比べれば涼しい。
これだと違和感ないですね。くらべる力とは対比をうまく使った表現をするということです。
たどる力
たどる力とは、つまりとかだからを使い文章を違和感なくつなげることです。
じゃあ早速例。
今日は重要なプレゼンを終えた。だからいきなりステーキで肉を食べよう
この文章はぶっ飛んでますよね。重要なプレゼンを終えたらステーキなのか
とかステーキを食べるのはなぜなら重要なプレゼンを終えたのか?なのか
????な文章です。
つながりがたどれない文章です
では次だとどうでしょう
今日は重要なプレゼンを終えた。何かをやり遂げた日は必ず肉を食べると決めている。
だからいきなりステーキで肉を食べよう
1文補っただけですが、繋がりがでましたね。
たどる力とは、双方向で、前から後ろから話が繋がっているかどうかが重要になります。ここに気づかないと文章の違和感に気づくことができません。
最後に
ビジネスの世界で論理的な文章力を求められ非常に悩みました。
今回国語を学びなおした時に、上司や後輩や先輩からの多くの指摘、指導によって、この3つの力は基礎だなと思いました。
そのため、国語力をあげるためにも、まず3つをしっかり使えるようにする
というのをやりはじめようと思いますよ。
ちなみにこれは語彙を増やすとより効果的なのもわかっているので、普段の勉強に取り入れつつ英語でもやってみようかなと思っています。